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海外で注目されている最新HRTechツール10選!

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HRTech、人事関連業務における最先端のITテクノロジーを用いた手法のことです。昨今働き方の多様性という観点から人事の業務が複雑化しており、採用マーケティングの自動(オートメーション )化に始まり、評価、育成モチベーション管理から配置まで。今回はそんなHRTechから10社選びご紹介します。

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目次

①SmartRecruiter採用もマーケティングオートメーションのトレンド!

まずはじめに、SmartRecruiterという採用支援ツールになります。サンフランシスコにある会社で企業により良い人材を、働く人により興味の持てる仕事をという目標を掲げビジネスを行っています。

こちらはTalent Acquisition Suiteというサービスを提供しています。これはCRMであったり候補者との関係構築をしていきながら採用へと結びつける採用マーケティングを行いながら求人広告を最適化することができるツールです。また返信メールなどを自動化できるため、マーケティングオートメーション(MA)のような側面を持っているとも言えます。

まず候補者を既存のデータベース(LinkedInや他のHR向けのサービスなど)から探し出し、ソース付きで提案してくれます。そこにトラッキングなどを絡め、CMRのような形で候補者との関係を構築していくのです。関係構築にあたってのブランド設計や作られたコンテンツを発信する、企業のキャリアページを作ることも可能です。簡単に設計ができるようになっています。スマホなどに最適化することも可能です。更に候補者を面接の前にあらかじめ、スキルテストなどから入社後の活躍度などのスコアリングを行うこともできます。さらに細かなところでは面接のスケジュール管理、採用における承認、署名などのデジタル化もでき、時間の節約に一役買ってくれます。

もうひとつエンタープライズ、大企業向けに採用プラットホームを提供しています。大企業らしくグローバルな採用も行えるプラットホームです。グローバルという視点から作成したWebページを多言語対応にしたり、コンプライアンスを守るため、セキュリティ対策もソフト内に組み込まれていたりという、特徴がみられます。大企業は人数が多いため採用活動も小さい会社に比べ手間がかかることが考えられます。そういった手間を取り除き、部署単位、チーム単位などで管理把握できる機能も備えられています。データベースを構築し、今後の採用に活かせるような作りになっています。採用活動にAIを組み込むことにより、バイアスがかからないようにする機能も付いています。

こちらの前者のサービスはデジタルを生かした、採用マーケティングの考え方が根底にある新しいツールでした。一方後者は大企業のデジタル採用化への後押しをしてくれるツールでした。前者は自動化の機能がないマーケティングオートメーション(MA)のような形でこれからさらに開発されていけばより注目を浴びそうなツールです。こちらの発展と同時に人事関係に応用できるMAの登場なども待ち望まれます。

②Culture Amp

まず最初にご紹介するのはCulture Ampというツールになります。同名の会社により開発され、拠点をサンフランシスコに置き、企業文化を大事にする会社を増やしたいという意思のもとサービスを展開しています。

このツールが提供しているサービスは組織管理のツールになります。とりわけモチベーションの分野に強くオンラインでアンケートのような形で従業員の気持ちを集めデータを収集、分析できるようになっています。匿名で集めることができるため抵抗もなく、心理学者やデータサイエンティストが設計にかかわっており、追う言った面で極めて正直で正確なデータ収集が可能になっています。

あらゆるポイントからの計測も可能であり、社員が入社したきっかけ、退社したきっかけなどを知ることもできます。そして異なる統計と見比べ、自社のどんなところが弱点なのかということを分析することもできます。更にその分析結果から土嚢様に改善していけばいいのかという点までサポートをしてくれるようです。

逆に社員への社員へのフィードバックというと、フィードバックする社員に制限はなく誰でも行えます。さらに組織からのフィードバックを得ることも可能です。個人、マネージャー、チームが適切な時に適切な人からフェードバックが受けられるようになります。

更に開発中の能力としてさらに踏み込んだ調査で従業員ごとの価値観や成果を出すプロセスなどを割り出せるようにもなるようです、これがわかればさらにモチベーションがあがる仕事や環境の提供ができるようになります。従業員へのフォローが可能になることでイメージしていた仕事と違った、というミスマッチを減らすことができるでしょう。

これを開発した彼らは企業文化というものをとても大事にしている印象を受けました。企業文化というのを客観的な視点をもって探すということはまだ日本ではあまりなくイメージしにくいかもしれませんが、客観性をもった企業文化はより確実ではっきりしたものになります。明確な企業文化は働く人とのミスマッチも無くすことにもつながります。雇用問題の改善にもつながる、今後より浸透することが望まれるツールです。

③grassdoor

カリフォルニアに本拠地がある、このgrassdoorが提供するサービスは求人サイトになります。このgrassdoorがなぜ注目されているのかと言ったら、労働者に提供される情報の量の多さです。日本でも多くの転職支援サイトに掲載されている、企業のレビュー数がその数だけでもトータル数百万件、他にもインタビュー形式で選考体験記が書かれていたり、給料に関するデータ、事務所の写真まで掲載されています。中でも特徴的なのがCEOの支持率まで数値として掲載されていることです。日本の求人サイトにはあまり見られない情報ですが、確かに企業とのマッチを計るのには有効なデータと言えるでしょう。企業ごとにページが設けられていて、データを調べた後、求人への申込もスムーズに行うことができます。

一方で企業側にも、grassdoor for Employersというサービスを提供しており、このサービスを利用することでこのgrassdoor内において求人を募集できるようになります。更に企業のページへ数多く寄せられるレビューなどに返信することができ、企業の透明性の向上やブランド力の向上に大きく貢献してくれます。grassdoorのセールスと話すことによって求人をカスタマイズし、より採用に結び付けていくことが可能です。

このgrassdoorを使えばきちんと採用にコミットされることが調査で判明しているらしく、利用者はほかの求人サイトを使っている人と比べ2倍採用される、つまり優秀であるといったデータや、雇用主側がgrassdoorで活動していた場合、四分の三で応募の確立が高まるなどのデータがとられています。

Glassdoor candidates are 2x more likely to be hired.*

* Data analysis of 12M applications 7/1/16-12/31/17 from leading ATS provider Greenhouse comparing application-to-hire ratios for Glassdoor vs. other job sites.

3 in 4 candidates are more likely to apply to an open job if the employer is active on Glassdoor.*

* Glassdoor.com U.S. Site Survey, August 2017
出典:Employer Solutions | GlassdoorGlassdoor LogoTwitter LogoFacebook LogoYoutube LogoInstagram Logo

雇用される側にとっては大量のデータからしっかり企業を比較検討できる、企業にとってはそのデータをもとにして、より自社のイメージアップを図ることができるというようにwin-winの関係が出来上がり、さらにデータが集まるといった仕組みが作られているいい求人メディアだと言えるでしょう。

④wayup

次は大学生と企業とのマッチアップを助けるツールになります。このWayupは本社をニューヨークに構えている企業です。この企業は新卒で就くファーストキャリアの重要性を説いています。日本ではポテンシャル採用と呼ばれるように現時点の実力というよりも人柄や今後の見込みなどで採用するかどうかが決定されています。海外の場合そうではなく、大卒では仕事に就けず、大学院に進学したり、インターンとして働いたりとより専門性を身に付けた状態でないと採用されないようです。このように新卒採用のバックグラウンドが日本とアメリカ、海外では異なりますが、このツールはそんな海外の新卒採用に向けられたものです。

このWayupに似ているサービスは日本にもすでに存在しており、Irootsなどがこれに近いです。企業と学生とがアプリを介して直接連絡を取り合えるようになっています。プロフィールを登録し、企業側からスカウトを待ったり、こちらから求人を検索することもできます。更にこちらから企業にアプローチすることもできます。細かなところで違いはありますが本質的には同じです。こちらのWayupの特徴はより実務経験を書く欄が充実していること、さらにはSNSのアカウントを紐づけより個性が出せるようになっています。

では企業側にとってのメリットは何なのでしょうか。まずひとつとして考えられるのは学生側が細かくプロフィールを記載するため自社が求めている人物像に近い人物を探しやすいことです。これによってミスマッチを格段に減らすことができます。二つ目として、マルチチャネルでの通知です。求人メディア以外にも紐づけられたSNSなどで通知を送ることができれば学生側の行動を促しやすくなります。3つ目はWayupのノウハウを用いて自社のブランディングを図れることです。コンテンツの製作などから没入型ブランディング体験を学生に提供することができます。

今回のツールはすでに日本でも似たサービスが提供されている、シンプルなものでした。転職者に比べ働く様子をイメージしづらい新卒ですがこのツールを用いればよりパーソナルな情報を手に入れることができ、ミスマッチを減らすことが出来そうです。日本においては海外に比べ新卒の重要性が企業側にも学生側にとっても大きいです。また新卒のミスマッチにより新卒三年以内の離職者の数が度々ニュースに取り上げられたりしています。日本でこそ、こういったスカウト型の求人スタイルはより望まれていると考えられます。

⑤entelo

このenteloはサンフランシスコにある採用自動化を謳ったツールになります。必要な人材を十分に早く集めることは、どの企業にも当てはまる課題であるとし、AIやディープラーニングを用いた採用の自動化でこの課題を解決しようとしています。自動化といえばデジタル業界でもマーケティングオートメーションが昨今話題を集めています。それを採用に応用したツールはどのようなものなのでしょうか。

まずこのツールの大きな特徴である、AIの活用の仕方についてです。このツールについてAIは候補者を探すのに活用されます。SNSやGithubなどのバックグラウンドデータから情報をかき集め一つの履歴書の様に仕上げます。経歴や転職しそうかどうかなど多くのことを計算し割り出してくれます。これによってコストパフォーマンスに優れた採用活動を行うことができます。

更に自動化を行うことができます。これにもAIが活用されており、情報の発信などのマーケティングオートメーションでも行われているような簡単な作業の自動化がなされます。そして空いた時間で関係をより深めたい候補者とのコミュニケーションに時間を割くことができます。採用活動を記録として残していおけることから今後の採用活動の最適化も可能です。先ほどにも述べたように必要な人材を十分に早く調達するのがこのツールを開発した企業の目標なのでスピードを重視しているということがこういったところからもわかります。

昨今では優秀な技能を持った人材の競争が世界中で激化していると言えます。そのためいい人材を速く調達するという考え方はとても的を得ていると言えるでしょう。マーケティングオートメーションは顧客との関係を構築していくこともツールの効果の内ですが、こちらのリクルーティングオートメーションは関係性というよりも転職したいという人物を如何に見つけ出し、如何に早く活動まで踏み切らせるかということが重要視されているようでした。日本ではこのようなリクルーティングオートメーションは殆ど浸透していませんが、マーケティングオートメーションの応用からこういったことが可能になる日も近いでしょう。

⑥snag

6番目はsnagという求人媒体です。バージニアで生まれた求人サイトですが、これの特徴はアルバイトやオンデマンドなどの短時間の求人に特化したメディアであるということです。より人々の能力が発揮されるように、そして誰もが仕事を得られるようにというビジョンのもと、このようなサービスを展開しています。確かにUBERの登場により働きたいときにだけ働くという選択が現実的に可能となり、社会的にも受け入れられるようになっていきました。ここに掲載されている求人は数時間から働くことができ、UBERに近い形での就業が可能です。

労働者側にとっての何よりのメリットは時間を有効活用できるということでしょう。日本でも大学生に向けて短期の派遣アルバイトという形で短い期間の求人が出されていますが、それでも事前の申し込みが必要であったり、丸一日×一週間程度拘束されます。そして未経験の作業であったり、少し抵抗を覚える場合も少なくありません。しかしこのsnagの求人はファーストフードの受付であったり、免許を持っている人なら配達など馴染みのある仕事を選択することができます。そして数時間単位で仕事が片付くためスケジュールの管理も容易です。まさしく働きたいときだけ働くをかなえることができるのです。

では企業側にとってのメリットとは何でしょうか。まず統一掲示板なので仕事を見つけてもらいやすいことが挙げられます。さらにsnagの機能でシフトの管理も簡単に行うことができるようになります。このシフトの管理という部分が一番のメリットでしょう。経営者にとって労働者の抜けが出たりすることから現場が回らなくなることが一番まずい状況です。そういった際にこのサービスを使えば他の求人サービスより手早く人を募ることができます。シフト管理も行えることからよりスムーズな現場運営が可能になります。

このsnagではアルバイト求人が多いということで飲食店などの求人が多く乗せられていました。足りない人数を補充することなどに使われていると思われますがこういったサービスは日本の労働に関する社会問題を解決する力を秘めていると感じました。現在日本では飲食業界はブラックと考える人々が多く、労働者のことが全く鑑みられていない労働環境の現状が問題になっています。というのも人手不足から同じ人が長期間シフトに入らざるを得ないことが主な原因です。しかしこのsnagがあれば流動性が生まれ、足りなくなったら時間を持て余している人を募るといった形ができます。日本人の生真面目さに由来する部分もあるのでしょうが、こういった形の求人が日本でも知られればそういった飲食業界の負の部分を解消するきっかけになりそうです。

⑦Reflektive

7つ目はReflektiveという社員評価のツールになります。サンフランシスコで生まれ、会社で働く従業員を成長させることを使命としています。この企業のCEOが元々ゲーム会社で幹部をしていた際、プロセスを管理できても才能まで評価できるツールがなかったことがこのツールが生まれたきっかけです。2014年から始まり、順調に雇用者と資金を増やしています。

主な機能はリアルタイムでできるフィードバック、目標管理、チェックイン、パフォーマンスレビューの4つです。フィードバックをリアルタイムで行えることのメリットはラポールの形成にあります。鉄は熱いうちに打てと日本ではよく言いますが、まさしくその通りで、リアルタイムのスピーディーなフィードバックが可能になったことから改善点の洗い出しや、従業員との適度なコミュニケーションが生まれフィードバックの習慣を作ることができます。信頼関係などの構築も容易にでき、これによって従業員が成長しやすい環境を整えることができます。2つ目の目標の設定は目標を可視化してチーム内で把握しやすくするシンプルなものです。抜け漏れが防げるのと優先順位や会社の大きな目標を把握する個tができるようになるので従業員一人一人が迷子になることを防ぐことができます。

3つ目の機能は雇用者一人ひとり目標を明確にさせ、更に成長につれそれを更新できるようにするといったことができます。マネージャーにとっては、雇用者とコミュニケーションを図る機会を与えます。先ほどの1、2の機能を補助する機能のようです。4つ目のパフォーマンスレビューは様々な形でのパフォーマンスの評価を可能にします。シンプルなマネージャーからのレビューでなく360レビューによって同僚からの評価や自己評価も加えて、より納得度の高い数値を出すことができます。

今まで紹介してきたツールの多くはリクルーティングに特化したものが多く、いわば攻めのツールであると言えます。しかしこちらは社内で働く人物をきちんと評価し、育てたりすることから仕事への期待損失を減らすことができます。その会社で働く価値をしっかり雇用者が持てるようになることから、いわば守りのツールであるということができます。優秀な人材をとることも重要ですがそこで働く人々が活き活きしていることが一番の会社の魅力を伝える方法になり、将来的に優秀な人材を獲得で来ることに繋がるかもしれません。そういった点で評価ツールに投資するのも十分に有効な選択であると言えそうです。

⑧Lever

Leverは採用支援に特化したツールです。2012年にサンフランシスコで生まれ、企業内のコラボレーション、透明性、人間性を大事にサービスを提供し、企業がどのように成長していくかという部分を支援しています。

提供しているサービスは基本的に採用管理システムであるATSと顧客関係管理ができるCRMを掛け合わせたものになります。他のデータベースから集めてきた候補者をWebの拡張機能でチーム間で共有し、把握を助けます。更にATSの機能としてカレンダーのようなインターフェイスから面接のスケジューリングも可能です。候補者をしっかりデータとして把握できるため過去からの候補者数の推移などから採用の戦略を組み立てることも可能になっています。

CRMの機能から、候補者に対してパーソナライズされたメールをいいタイミングで送ることにより関係を構築していきます。これを自動的に行ってくれるため、時間も大幅にカットすることができます。パーソナライズされたメールは候補者の興味を引くという面でも、とても有効で開封率の向上にも大きく貢献してくれます。そして成功した採用のデータを蓄積していくことにより採用活動そのものの最適化を図ることができます。

このツールは候補者選びから興味を持ってもらい実際に採用過程までフォローしてくれるツールになっていました。また作っている企業の価値観もしっかり出ていて、チーム内でしっかり候補者の情報を共有できるようになっていたりしました。採用活動の一連の流れをひとつのツールで管理することによっておこる一番の利点は時間の短縮であると思います。承認や引継ぎなどで採用がストップしてしまうのは神通が大きい企業であればあるほど生まれてしまいます。それをこのツールは一貫して管理できるだけではなく、自動化も含め大きくカットしてくれます。この機能はMAでの代用も可能そうです。

⑨iCIMS

このツールはSaaSの様になっていて必要なサービスを選び使うことができます。現在企業の多くが人材を獲得するために、あらゆるリクルートサービスを併用して使っています。この企業はそうではなく、もっと簡単に管理する術が必要であると考え、統一されたUnifiというフレームワークを構築しました。これによって必要な雇用のツールの購入や統合などが行えるようになっています。

そしてiCIMSは採用を手助けするために3つのツールを提供しています。採用を管理してくれるのはiCIMSリクルーティングというサービスになります。採用候補者のプロフィールから、経歴までを一つのシステムに統合することができます。そしてそれらを募る求人媒体はindeedやgrassdoorなどに簡単に転載することができます。SNSでも求人が可能です。採用を進めていく段階になればチャットボットを用いてスムーズな候補者とのコミュニケーションをとることができます。そして採用活動をレポートにすることで今後の採用戦略も見えてきます。

更にCRMのような関係構築ツールも存在します。こちらはキャリアフェア、日本でいうと転職フォーラムのようなキャリアイベントの充実を図ることができます。レポート作成からイベントの告知であったりイベント予約を改善し、プロフィールの登録を改善することができるようになります。SNSから自社に興味を持っている人物を判別したり、CRMの基本的な機能であるパーソナライズした情報の提供が自動で可能です。

3つ目はiCIMSオンボードという機能でこちらは新入社員の管理をサポートする機能です。新入社員を上手く企業に浸透させるためにタスクに簡単にアクセスできるようにしたり、統一されたコミュニケーションチャネルを設けたり企業文化などに関する情報を共有することができます。更にI-9とEVerify®というアメリカ市民の労働関係を素早く把握できるシステムと統合することによりペーパーレスでの署名、管理、監査などが行えます。

このツールはエンタープライズ級の企業に向けたSaaS型のサービスです。機能を付け加えていけばこれ一つでHR関係の様々な部分の管理が可能になります。キャリアイベントなどでのフォローアップも可能な部分はまさしく大企業向けといったところです。これも大企業ならではですが、もともと知名度があるため、アウトバウンドよりインバウンド型の採用が可能です。そこでSNSを絡めて興味度を判断するというのも、とても上手いなと感じました。自動化なども搭載されていることからまさしく大企業向けということができるでしょう。

⑩Gusto

こちらは人事関係で生じる仕事を手助けするために作られたツールです。この企業は会社で働く人々が番号や記号ではなくきちんと人として見られ評価されるべきだとし、実際に働く人々をそういった無機質なものに置き換えざるを得ない場所、給与計算であったり、利潤計算をよりスマートに行えるようになるサービスを提供しています。経理のような仕事と人事の仕事を兼ねて行わなければいけないような小規模の企業向けのサービスになっています。

給与計算はこのツールの導入から、実際に雇用者へ送るまで簡単にできます。税金の計算なども自動で行ってくれるだけでなく、地方自治体へ納める必要がある書類などの自動転送も可能です。アカウンティングやタイムトラッキングのソフトウェアを統合することによって勤務時間の管理も容易になります。面倒な控除額の計算も同期するだけで簡単に行うことができます。

給与の他にも社内保険や、出張などの旅費などの管理もこなすことができ、企業のコンプライアンスの確立に大きく貢献してくれます。従業員の入れ替えが起こっても簡単に新しい従業員を再登録できるので心配はいりません。不明点は電話でのサポートがしっかりしているため心配はいりません。更に人事の仕事について相談ができるコンシェルジュがつくプランもあり、手厚いサポートも特徴の一つとしてあげることができます。

経理系の業務から福利厚生的な部分まで働く環境を整えてくれるツールであると言えます。安心して働ける環境を作ることができれば人材の流出を防ぐことができます。日本においては給料の計算が手間だから払い込まれることがないということはないものの、ブラック企業においての残業代未払いなどが問題に上がります。こういったツールが日本にも導入されればそのあたりがスムーズになり、労働環境の改善に繋がるかもしれません。

”個”に対応できるこれからのHRTech

以上がが以外で注目されているHRTechになります。アメリカで生まれた新しいもののため、文化の違いやSNS、特にLinkedInの浸透具合でまだまだ日本では導入しても抵抗を持たれる場合や理解されないものもあるかもしれません。しかしアメリカはこれらのテクノロジーの開発、およびその導入によって、組織に縛られない働き方を実現しています。アメリカではよりプライベートを充実させ、自身の生活の中で仕事とプライベートをはっきり分けることが可能になっています。日本では一昔前まで「企業戦士」や「24時間、戦えますか。」という言葉が生まれたように自身の生活も顧みず、組織に忠誠を誓うことがプラスのイメージをもって世の中に浸透してきました。さらに遡れば、武家社会において幕府に忠誠を誓うといった歴史もあったことから、もともと日本人は組織に属し、奉仕するということが身近に存在していた民族といえます。しかし現在においては長時間労働における労働者の自殺など企業のために尽くすことによっておこる問題が目に見える範囲で現れ改善が望まれるようになってきました。そして現在、このような労働環境における幸福度において日本は先進国の中では低いランキングに位置しています。しかし、日本においてもテクノロジーに関する認識が変化し、理解が進めばこのような労働問題も改善に向かうかもしれません。

そして今回取り上げたツールには自社のブランディングという言葉が多く登場してきました。そのためにコンテンツ作成する機能であったり、CRMなどから求職者に対してそのコンテンツを発信していくという機能を持ち合わせたものも存在していました。ここでは登場していないですがタレントプールという採用方法も現在海外で話題になっています。そこでもこのような求職者とのコミュニケーションの構築がカギになっています。採用方法でもそういったコンテンツマーケティングのようなデジタルマーケティングの応用のような手法で求職者を惹きつけていくというのが重要になってきているということが出来そうです。このような分野はリクルートマーケティングと呼ばれ注目されています。デジタルマーケティング界隈でもマーケティング自動化(オートメーション)が現在注目を集めており、自動化によって顧客とのコミュニケーションを円滑にしています。リクルートの分野においても自動化のツールが生み出されていますが一部の機能だけという場合がほとんどです。更に発展した採用プロセスすべてを自動化したMAのようなツールの登場が望まれます。

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